生活習慣病とは・・・

その名の通り食生活・運動・休養・喫煙・飲酒など、毎日の生活習慣と関わりの深い病気のことです。乱れた生活習慣が積み重なると、全身に栄養を運ぶ血管(動脈)が、しなやかさを失い硬く(硬化)なります。この「動脈硬化」により、大きな病気を招く危険を高めてしますのです。しかし、生活習慣病はよくない生活習慣を改めることで、危険を抑えることができる病気でもあるといえます。

生活習慣病になる原因 痛み始めた血管の図

生活習慣病

糖尿病 「血糖値が高くなる病気」です。

インスリンというホルモンの作用が不十分になるため、ブドウ糖が細胞の中に運ばれなくなってしまいます。

ブドウ糖が血液の中にあふれ出してしまい血管が傷つき細くなり動脈硬化につながります。

脳卒中 「脳の血管が詰まったり破れたりする病気」です。

動脈硬化が原因で、脳の細胞に栄養が届かなくなるため、その先の細胞が死んでしまいます。

麻痺や言葉の障害など後遺症が残ったりします。

心臓病 「心臓に血液がいかなくなる病気」です。

狭心症と心筋梗塞があり、虚血性心疾患と呼ばれます。動脈硬化が原因で、血液が心臓にいかなくなるため、酸欠や栄養不足になり細胞が壊死してしまいます。突然の発作で死に至ることもあります。

脂質異常症

(高脂血症)

「血液中の脂質の量が異常になる病気」です。
余分な脂質が血管にたまり、血液が流れにくく血栓ができやすくなります。
また、血管が狭く硬くなり動脈硬化につながります。
高血圧 「血管に強い圧力がかかる病気」です。

常に血管に刺激が加わるため、血管壁が厚く硬くなり動脈硬化につながります。

同時に、血液を全身に送る心臓にも負担がかかります。

肥満 「からだの脂肪が多すぎる状態」です。

肥満指数(BMI=体重kg÷身長m÷身長m)が25以上だと肥満と判定されます。

体脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。特に内臓脂肪が多くたまると、動脈硬化の原因となる高血圧・脂質異常症・糖尿病にかかりやすくなります。

生活習慣病は、全身に血液を送る血管がもろくなることで生じます。
生活習慣病を予防するキーワードは、血管のしなやかさを保つことです。

生活習慣病をチェック!!

日頃の生活習慣を一度振り返ってみましょう。
健康をつくる生活習慣、あなたはいくつあてはまりますか?

出典 生活習慣の評価法、臨床栄養 Vol.93

生活習慣で気を付けること

生活習慣病を予防する4つのポイントです。
健康維持のため、少しずつ生活に取り入れてみませんか?

  1. バランスのとれた食生活を送りましょう
  2. 定期的な運動を生活に取り入れましょう
  3. 十分な休養をとりましょう
  4. 体重を測りましょう

※体重測定のポイント

  • 決まった時間帯に測定する
  • カレンダーや日記に記録をつける
  • 増えても測り続ける

生活習慣病予防のためでなく、
健康な生活を送り続けるためにも、
日々の生活を少しずつ見直していきましょう!

参考文献
厚生労働省HP
生活習慣の評価法、臨床栄養Vol.93

 

このページの原稿&資料提供 三友堂病院栄養管理室