定期的に健康診断を受けていますか?

あなたは、人間ドックに入所したりするなど、健康診断を受けていますか? 平成20年4月から実 施される「特定健診・特定保健指導」では40歳以上の医療保険者に対して健康診断が義務づけられ、その健診結果により、健康の保持に努める必要 がある受診者には保健指導の実施も義務づけられました。

健診の結果はいかがですか?

糖尿病や高血圧など、生活習慣病の有病者や予備軍の増加が深刻化している今日、医療費の伸びの適正化を図るとともに生活習慣病予防の徹底のために、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)に着目していることが「特定健診・特定保健指導」の特徴です。

メタボリックシンドロームとは内臓脂肪の蓄積を原点として、糖尿病や高血圧、脂質異常を併せ持つ状態をメタボリックシンドロームといい、ひとつひとつの症状が軽くても、これらの病気は動脈硬化を進行させてしまいます。
メタボリックシンドロームの診断基準など詳しい内容は栄養一口メモpart 11をご覧下さい。

特定保健指導とは?

特定保健指導の対象者はメタボリックシンドロームの判定項目である腹囲、血圧、血中脂質、血糖値 (特定保健指導では空腹時血糖値100mg/dl異常と設定)と、BMI、喫煙歴を含めてリスクを階層化していきます。健診後、対象者に対して情報提供、 動機付け支援、積極的支援の3段階に分類された保健指導を行うことになります。

来年のスタートに向けて準備をすすめています!

当院では、特定健診後の階層化に応じた特定保健指導には管理栄養士が担当します。個人面談や集団 指導などを通して対象者の方へ適切に支援することができるように準備をすすめているところです。

関係情報 当院の特定健診機関・特定保健指導機関情報へリンク

健康づくりのために

これからも、ホームページから生活習慣病予防の情報を発信していきます。ご自分の生活習慣を振り 返る機会や健康作りの一助として役立ててください。

参考資料:標準的な健診・保健指導プログラム(確定版) 厚生労働省健康局

このページの原稿&資料提供 三友堂病院栄養管理室