音楽療法士(地域ケアチーム)
音楽療法士より

三友堂病院ケア病棟では、音楽療法を導入して10年目を迎えました。最近では、医療の現場で音楽療法が少しずつではありますが、浸透し始めてきていることを実感しています。地域に出張したり、普及活動を行ったりする中で、音楽療法に興味・関心を持ってる方が多くいらっしゃることがわかりました。音楽療法の対象者は乳幼期から高齢期まで広範囲であり、一般に障害や病気を持つ人達です。医療やケアにおいて、痛み治療の補完療法として、また、心理療法として、あるいは口腔ケアやリハビリの一手法としてなど、音楽の有用性を生かせる機会は多岐にわたり存在します。

当院の緩和ケア病棟では談話室で行うセッションと個室にお伺いしてのセッションの2通りの方法で行っています。患者さん、ご家族の希望時いつでも行えるように努めています。童謡、唱歌、演歌、歌謡曲など様々なリクエストにできる限りお応えし、CDは使わず、生の音楽をお届けしています。ある日の音楽療法のセッションで音楽が流れた途端、普段は車椅子生活の患者さんがスッと立ち上がり、ダンスを披露してくれた姿にご家族も私も感動したことがありました。私自身、音楽の力に驚かされることが多くあります。音楽療法士として、その音楽の力を通じて、患者さんの入院生活に少しでも潤いが与えられるように、また患者さんと看護師、あるいは患者さんと医師の架け橋になれるように、チームの一員として役割を果たして行きたいと思います。

月に一回、当院の全ての入院患者さんを対象とした集団音楽療法“いきいき音楽広場”を行っています。この名前には、参加した患者さんに「嬉しい」、「楽しい」。「懐かしい」と心地よさを感じ、いきいきとした気持ちを持って頂きたいとの願いが込められています。約40分のセッションの中で、季節の唄や懐かしい歌謡曲、誰にでもできる簡単な楽器を使ったアンサンブル、軽い運動を軽やかな歌にのせて行うなど内容は様々です。
参加した患者さんからは「楽しかった」、「また参加したい」、「昔の歌で懐かしくて良かった」、「リラックスできた」などの声を頂いております。
興味のある方は、是非、ご参加ください。
※患者さんの写真の掲載については、ご本人およびご家族の了承を得ております。
音楽療法士 小笠原 未希
医師(地域ケアチーム)

地域ケアチーム医師からのメッセージです。
看護師(地域ケアチーム)

地域ケアチーム看護師からのメッセージです。
薬剤師(地域ケアチーム)

地域ケアチーム薬剤師からのメッセージです。
管理栄養士(地域ケアチーム)

地域ケアチーム管理栄養士からのメッセージです。
理学療法士(地域ケアチーム)

地域ケアチーム理学療法士からのメッセージです。
作業療法士(地域ケアチーム)

地域ケアチーム作業療法士からのメッセージです。
言語聴覚士(地域ケアチーム)

地域ケアチーム言語聴覚士からのメッセージです。
臨床心理士(地域ケアチーム)

地域ケアチーム臨床心理士からのメッセージです。
臨床仏教師(地域ケアチーム)

地域ケアチームX臨床仏教師からのメッセージです。
アロマセラピスト(地域ケアチーム)

地域ケアチームアロマセラピストからのメッセージです。
介護福祉士(地域ケアチーム)

地域ケアチーム介護福祉士からのメッセージです。
医療ソーシャルワーカー(地域ケアチーム)

地域ケアチーム医療ソーシャルワーカーからメッセージです